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【子育て本解説 #2】「天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?」 by 真山知幸 , 親野智可


どうもこんにちは! グローバル・メタバース・スクール「Ousia School」学長兼チャイルドコーチのSankaです!


今回、ご紹介する子育て本は、偉人、名言、歴史人物など計40冊以上を著述する偉人・名言研究家の真山 知幸さんと『ドラゴン桜』の指南役であり教育評論家の親野 智可さんの共著「天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?」です!


エジソン、アインシュタイン、本田宗一郎、ゲーテ、ベンジャミン・フランクリン、黒澤明、森毅、渋沢栄一、ユング、チャーチル、ダーウィン、、、

歴史に名を刻んだ彼らは、子どもの頃、必ずしも育てやすい子ではありませんでした。 天才でもありませんでした。むしろ「問題児」とされていた人も多くいます。 そんな彼らの親は子どもにどんな言葉をかけ、どんな接し方をしていたのか。


この本は、子どもを想うすべての親に贈る、実用的子育て偉人伝となっております。


今回は、この本の中でも2つのシチュエーションにおいて、天才の親はどのような言葉がけをしたかについてまとめていきたいと思います。

  1. 学校になじめなかった天才たち

    1. 天才を育てた事例

      1. エジソン(発明の天才):「学校じゃなくても勉強はできるよ(母より)」

      2. 森毅(天才数学者):「学校に行くよりも充実した1日を送りなさい(父より)」

    2. 事例から読み解けること

      1. 共感と観察が大切

        1. 前提ありきで話さない

          1. 子供からの話を聞く前に、発言することで、「全然僕の話を聞いてくれないじゃん。もういいや」という風になり、相談しなくなってしまう

        2. 否定、批判、非難をしない

          1. 子供が何か意見をした時に否定されると、子供は「何もわかってくれないから、言っても無駄」と思われる。

          2. これが子供から「お母さんには何言っても無駄だから言わない!」と言われたら要注意。とにかく傾聴することが大切。話を心からひたすらに聞くだけがベスト。

        3. 反射的アドバイスをしない

          1. 子供から相談された時に、反射的にアドバイスをするのではなく、まずはとにかく話を聞く!

          2. 質問を繰り返し行い、自己解決するように促す

          3. アドバイスは、しっかり話を聞いてくれた人からの言葉しか、人は受け取らない!だから傾聴!!!

  2. 親の言葉で自信を培った天才たち

    1. 天才を育てた事例

      1. アガサ・クリスティ(ミステリー作家):「できっこないに決まっていると言うことはないのよ。まだやったことないのだから(母より)」

        1. 尊敬する姉からの否定

          1. クリス:「小説家になりたいなと思ってる」

          2. 姉:「あんたなんかが小説家になれる分けないでしょ」

          3. クリス:(尊敬する姉が言うから、私なんかが書くことできないのかな)

        2. 母からの背中を押される言葉

          1. 母:「あれ、あなた小説は書かないの?」

          2. クリス:「姉からあなたにはできないと言われて、自信がなくなっちゃって」

          3. 母:「できる分けないに決まってい、なんてことはないのよ。だってあなたはまだ書いてみたことがないんだから」

      2. ユング(心理学者):「君は1人で山頂に行ける(父より)」

        1. 体が弱く、自分に自信を持てなかった子への父からの言葉

          1. ユングは、生まれつき体が弱く、自分に自信を持てずに過ごしていた。ある時の療養後に

          2. 父:「パパと旅行に行こうか」

          3. ユング:「わかった」(病気がちの僕をどこに連れて行くんだろう?)。 翌日

          4. 父:「君は1人で山頂に行ける。だから私はここにいる」

        2. ユングの新たな世界

          1. ユング:「私はあの日の頂上からの景色を一生忘れることはない。ここに私の本当の世界があった。それを父から教わった」

          2. この出来事から、ユングは誰かが付き添いでいなくても、行動できるような自分になった

    2. 事例から読み解けること

      1. 根拠のない信頼:とにかく信じること!

        1. 「あなたならできる」

          1. 親が子供を信じてあげずに、誰か信じてあげられるのだろうか?天才たちの親は子供の一番の味方であった

        2. 「あなたはきっと大物になる」

          1. 言霊は存在する。あなたの言葉がけで、子供の人生が大きなものになるか、小さなものになるかが決まっていきます。あなたではなく、子供はどのような人生を求めているのだろうか?そして、子供が求める人生を実現させて行くサポーターとして、あなたは何ができるだろうか?

        3. 「あなたの可能性は無限大よ」

          1. 可能性に蓋をするような言葉がけはしない!何のいいこともありません。心配でかけた言葉、それは本当に子供のためになっている言葉ですか?


以上が、天才を育てた親の言葉の一部の事例でした。


いかがでしたでしょうか?

偉人たちの親御さんに共通する要素として、「共感×観察×信頼」がございました。

とにかく、子供たちを「認めてあげること」そして、介入しすぎないことが重要です。


本書では、他にも12のシチュエーションで、複数名の偉人たちの親の言葉をまとめております。気になる方がいらっしゃりましたら、こちらからご確認ください。




 

最後まで、読んでいただきありがとうございます!


このブログは、2歳の男の子を育てる姉への勝手ながらの小さな贈り物です(誕プレ渡せていなかったので笑)。

日々奮闘する姉の姿を見て、少しでも力になれたらと思い、キーボードを叩き始めました。


同時に、私自身もグローバル・メタバース・スクールの学長として、 そしてチャイルドコーチとして、日々子どもたちと向き合っています。


小学生の無限の可能性を引き出すため、常に新しい知識とアイデアを求めてます。


このブログは、姉への応援と、私自身の学びの記録。そして、同じように子育てに奮闘する皆さんへのエールでもあります。

一緒に、子どもたちの輝く未来を創っていけたら嬉しいです!


これからも子育て(特に子供への言葉がけ)に役立ちそうな書籍の解説記事をアウトプットしていきます!


ぜひ本記事を読んでいただき、「役に立った!」という方がいらっしゃりましたら、「いいね!」や「コメント」をいただけますと活動の励みになります!


また「この本解説して!」という子育て・育児本がございましたら、

どしどし、コメントください!


今後ともSankaをよろしくお願いいたします。


*グローバル・メタバース・スクール「Ousia School」は、現在無料でこちらから参加できます。※無料の理由は、現在試験中のため

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